大茶盛はいつもは奥之院の本堂五重塔一層で、ご本尊様の前で催しておりますが、
この度の本院五重塔前での
野点(のだて)は、蓮華院では初の機会となりました。

鮮やかな新緑に緋毛氈が映えます。

大茶盛は、もともとは
奈良の西大寺を中興された
叡尊上人が薬の一種として、
飢餓に苦しむ貧しい人々や、当時業病として恐れられたらい病の人々に無償で
振る舞われたお茶会が起源ですので、この度の南大門春まつりでの野点による
無料のお接待は、
真言律宗の原点への回帰とも考えられる機会でした。

当日は後ろに見える五重塔で、年に三回目のご開帳として、ご本尊皇円大菩薩様
の木像や、内装の極彩色のチベット仏画や曼荼羅(マンダラ)が広く一般に披露さ
れ、このご縁で多くのまつり参加者にお参り頂きました。

本院五重塔のご開帳は、1月13日、4月29日、6月13日の年三回です。
ぜひ一度、お参りください。